今年で創業100年を迎える一泉堂（静岡県沼津市）は今年７月、店舗をリニューアルオープンしました。約30平方メートルの広さがある店内は、「古くて新しい大正」をイメージしたモノトーン調のデザインで、歴史の趣とともにどこか新しさを感じさせる造りになっています。
また、リニューアルオープンに合わせて、それまではイベント限定販売であったオリジナルブランド「佳宵の燈」の店頭販売も開始されることになりました。手作業で削り出した水牛角や柘植などの印材に、彫金加工を施した印章であり、すべてオーダーメイドで作られています。
４代目の辻村岳年さん（43）は、「伝統的な手彫りの印章の価値を未来に残すために変わっていく」と述べ、日本の古き良き印章文化を未来へ受け継いでいけるよう意気込んでます。
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