日本初のフッ素樹脂専門加工メーカー
1897年に創業家が炭鉱業で開業した歴史を持ち、1963年に米国企業から技術導入して、日本初のフッ素樹脂専門加工メーカーとして設立されました。半導体、自動車、化学、プラント、食品、包装、通信、建築、宇宙など、幅広い産業分野のフッ素樹脂製品を製造しています。半導体の製造過程で使われる容器や携帯電話の基地局にもフッ素樹脂が用いられ、今後伸びが期待できる産業分野にも多く用いられています。建築⽤フッ素樹脂膜材の製造で、2020年版のグローバルニッチ企業100に選出されました。
東京ドーム、FIFAワールドカップFNBスタジアム等で採用
建築用恒久屋根膜材は、グラスファイバー(Bヤーン)クロスにフッ素樹脂PTFEを含浸、焼成したものです。Bヤーンはスチールより優れた比強度、700~800℃の耐熱性、低温や紫外線の影響を受けない、などの特性を有しています。またフッ素樹脂には 耐熱性、耐候性に加え、ものがくっつかない非粘着性、水をはじく撥水性などのユニークな特性があります。国土交通省の建築材料・不燃材料認定品となりました。また世界中で多くの導入事例があり、東京ドーム、北京オリンピック北京国家体育場、2010年FIFAワールドカップFNBスタジアム等世界各地の膜構造物で採用されています。建築⽤フッ素樹脂膜材の世界的トップメーカーです。
さまざまなメリットのある建築用フッ素樹脂膜材の膜構造
フッ素樹脂膜材の様々な性質によって、この材料の膜構造を持つ建築物は、建築コストの低減、工期の短縮ができ、エネルギーコストの節約でき、自由な設計を行え、自然光を採光できます。また、セルフクリーニング性を有しているのでメンテナンスコストを低減できます。環境に配慮した建築材料であり、丈夫で30年以上張替不要です。
環境配慮型製品の研究・開発でも高い評価
1985年から環境配慮型プラスチック製品の開発と製造を行っています。その中でも「生分解性プラスチック商品」と「バイオマスプラスチック商品」は高く評価されている製品です。生ゴミ用のコンポストバッグは全国50以上の自治体で採用されています。