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AI Meetup #6 株式会社ピーアンドアイ(P&I)

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2019年11月27日にGinza SixのWeWorkにおいてJAPAN MADE事務局主催で第6回目のAI Meetupが開催されました。

今回はAIでプレゼンテーションを審査する「プレトレ」を開発している株式会社ピーアンドアイ(P&I)の勝水 行義氏をお招きし、「東大研究室との産学連携で生まれたプレゼンテーション診断AI プレトレ」についてお話頂きました。その様子をご報告します。

株式会社ピーアンドアイ(P&I)勝水 行義氏「進化するAIプログラム」

製造業でも効果を出すAI

株式会社P&Iは、SIerとして派遣や請負開発を行っています。
多様な開発ができるのが強みで、最近では、ある製造工場において不良品による機械の故障を引き起こさないよう監視するAIを作成。
人が監視していた時よりも工数も削減でき、精度もあがっているそうです。

東京大学からライセンス貸与

プレゼンテーション診断AIは、東京大学の山崎研究室が開発したAIプログラムをライセンス貸与される形で開発しているとのこと。
主に2つのポイントを診断しており、音声をテキスト化して診断する部分と、スライドの内容を画像解析する部分の両輪で判断できます。
魅力工学と呼ばれる分野の技術だそうです。

進化するAIプログラム

魅力工学は常に進化しており、審査できる項目が増えているそうです。
またプレトレ自体も開発時点よりも画面などが進化しており、採点の見せ方もかわってきているそう。
その理由は、「機械にマイナス採点される」ということに拒否反応を示す人も多いため。
発表以来、多くの方から興味を頂いているそうで、AIによる診断という未来を垣間見える内容でした。

IDEAPOKEさま「シリコンバレー発のリサーチAI」

シリコンバレーに本社を
JETOROで現地の開発支援をしていた鈴木氏は誘われてシリコンバレーに本社をおく「IDEAPOKE」にジョイン。
独自のAI技術で企業が新規事業開発などをする時に必要なさまざまな情報を収集し、レポートを作ってくれるサービスを展開されています。


最後は人間の手も入るとのことですが、AIを使うことで情報収集と作成スピードが今までよりもかなり早く、海外では多くの大手企業が採用しているそうです。
日本ではまだ始まったばかりとのことでこれからが楽しみなサービスです。

https://www.ideapoke.com

東京工業大学 名誉教授 木田 拓郎さま「保有特許のAIへの応用」

東工大の名誉教授である木田様は、保有されている信号技術のAIへの応用について。とても難しい理論で参加者もなかなか理解はできなかったのですが(汗)、哲学的にとても面白いお話でした。

大和ハウスグループさま「マイクロファイナンスの未来」

大和グループではたくさんの子会社があり、その一つはマイクロファイナンスの関連の御仕事をされているそう。
AIに可能性があるのではないかということで参加されたとのことです。

まとめ

好評により第6回目をむかえたAIミートアップ。
初期の頃にご参加頂いたP&Iさんのプレトレが進化しているなど、AIも基礎技術ではなく、具体的な活用が多くなってきたようです。


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