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鉄腕アトム

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アトム誕生の巻

鉄腕アトム(モノクロ版)

日本で最初の本格的なテレビアニメ

手塚治虫原作の日本で最初の長編テレビアニメとして制作された。21世紀の未来を舞台に、原子力をエネルギー源として動き、人と同じような感情を持った少年ロボット「アトム」が活躍する物語。海外では「ASTRO BOY」として放映された。第一作は、1963年に放送され、平均視聴率27.4%を記録し、その後、世界各地で放送された。「アトム」の成功により、数多くのテレビアニメが作られるようになりました。    

   

アトムからアシモへ

原作の鉄腕アトムの時代設定は、2003年でしたが、テレビアニメでは、2013年に変更されています。実際に本田技研が開発した世界初の本格的な二足歩行ロボットのASIMO(アシモ)の開発動機に鉄腕アトムがあったとされており、日本のロボット工学の発展に寄与するなど、実社会にも大きな影響を与えています。アトムの身長は、135センチ、体重30キログラムという設定ですが、2011年に発表された3代目のASIMOは、身長130センチ、体重は、48キログラムとなっています。    

 

数々の賞を受賞

鉄腕アトムの初回視聴率は、27.4%となり、その後、最高視聴率40.7%を叩き出したこともあり、以下のような数々の賞を受賞しています。

・1964年第2回テレビ記者会賞特別賞
・1965年厚生大臣賞
・1967年第4回放送批評懇談会
・ギャラクシー賞
   

鉄腕アトム(カラー版)

1980年には、旧虫プロダクションが制作したモノクロ版に不満を持っていた原作者の手塚治虫氏が手塚プロダクションで新たにカラー版「鉄腕アトム」を制作しました。


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